筆者が選ぶおすすめ映画ベスト5

  1. 『ゴッドファーザー』(1972年)

イタリア人移民である強力なマフィアが社会の矛盾に取り組む姿を描いた物語です。この道徳的矛盾は、有名な洗礼のエピソードに凝縮されており、ライバル関係にある4人のドンを殺害することで見事に描かれています。また、馬の首、マーロン・ブランドの声、ニーノ・ロータのワルツなど、数々の名場面が『ゴッドファーザー』の権威を物語っています。

  1. 『市民ケーン』(1941年)

映画『市民ケーン』は、デビッド・フィンチャー監督の素晴らしく辛辣なドラマ『マンク』のおかげで再び脚光を浴びており、新世代の映画ファンを魅了してやみません。主人公のオーソン・ウェルズ(俳優であり監督でもある奇才)が、育児放棄された子供から勢いに乗った起業家、報道機関のトップ、そして大衆主義者になるまでの破竹の快進撃を描いており、新世代の映画ファンにとって新鮮なものとなっています。

  1. 『甘い生活』(1960年)

フェデリコ・フェリーニ監督がイタリアの黄金時代に製作した超大作で、世界中の人々にとって眩い輝きとセレブ文化の象徴となりました。奔放なローマの夜の世界に巻き込まれたゴシップ・ジャーナリストを演じたマルチェロ・マストロヤンニは、この映画で一躍有名に。

  1. 『七人の侍』(1954年)

今まで映画を見た中で一番楽しい207分間になるはず。黒澤明監督は、「貧しい農村がお金を出し合って侍を雇い、農産物を盗む残酷な盗賊から守ってもらう」というオーソドックスな枠組みの上に、魅力的かつユーモラスで爽快な、見事な描写の叙事詩を作りあげました。

5.『雨に唄えば』(1952年)

これはサイレント映画が流行った時代、ピュアでセロトニンが沸き立つ素晴らしいMGM制作作品です。あの名優犬アギーには悪いのですが、同じくサイレント映画である『アーティスト』よりも勝るといえますね。百面相の(そしてヒールを履いた)ドナルド・オコナー、まばゆいばかりの新人デビー・レイノルズ、そして共同監督であり主役の一人でもあるジーン・ケリー演じる3人のダンサー。傑出した楽曲、複雑で厳しいダンス、そしてコメディー要素の三拍子を絶妙に表現しています。